必ず確認しよう!招待客のプライベートデータ?

招待客のプライベートデータと聞いて何のこと!?と思われるかもしれませんが、何のことはありません。招待客のアレルギーや、妊娠、お子様の有無を確認しておくということです。先に確認して配慮をすることで、正体客に失礼のないおもてなしができます。項目別に確認しておいた方がいいことを解説します。

【食物アレルギー】
近年ではアレルギー持ちの招待客に対しては、個別に対応した料理にあらかじめ差し替えておくのが主流です。事前に確認しておかないと、式当日になってから招待客に「これ食べられないのにな」と不快な思いをさせてしまったり、急遽式場にアレルギー食を手配してもらったりとトラブルを産む可能性があります。先にアレルギーの有無を確認して、不満を残さないように気配りが必要です。

【妊婦かどうか】
妊婦の方が出席される場合には、つわりなどないか、食べると気分が悪くなるものはないかを確認しておく必要があります。式場側には、具合が悪くなったらすぐに休める部屋が式場で用意できるか、ブランケットやクッションの準備、料理とドリンクが妊婦対応に変更できるかなど確認しておく必要があります。

また、妊婦の方は急に状態が変わることも多くありますので、急なキャンセルが入る可能性があることも式場に伝えておく必要があります。立食パーティーなどでは特に、妊婦の方は長時間たつのは辛いですから、椅子の準備など、あらかじめリサーチが必要です。

【お子様が出席されるか】
お子様がいらっしゃる方の中でも、特に赤ちゃんや小さいお子様がいる方を招待する場合には、式にお子様を連れて参列されるのか、御家族などに任せて参列されるのかを確認する必要があります。

お子様が参加される場合には、式場でお子様メニューに料理が変更できるかどうかも確認します。お子様メニューにしたほうがいいかどうかについては、お子様の両親に確認しましょう。

赤ちゃんが出席する場合には、離乳食が必要かどうかなどを確認します。また、ベビーカーで参加する場合もありますから、赤ちゃん用の椅子が必要かどうかもできれば確認しておきましょう。式場側に対しても、ベビーベッドは準備できるか、授乳室はあるか、オムツ交換台はあるか、授乳のためにお湯は準備できるか、離乳食の提供はあるかなど、式場の設備を確認する必要があります。場合によってはベビーシッターが別室で提供されるかなども確認しましょう。

赤ちゃん連れで参列して頂く場合には、赤ちゃんに配慮した会場を準備しなければ、授乳やお昼寝などに困り、赤ちゃんのお母さんである招待客にかなり恨まれてしまいますので、注意が必要です。

【交通手段や宿泊の有無】
特に遠方の招待客の場合は、御車代の準備が必要になりますので、交通手段の確認が必要です。結婚式が夜間だったり、早朝だったりする場合には、遠方の方は前後の宿泊が必要になります。新郎新婦で手配しても良いのかどうかなど、必ず確認して手配しましょう。

【ご年配の方が出席されるか】
ご年配の方の中には歩くのが辛い方もいらっしゃるでしょう。式場が最寄り駅からのアクセスが悪い場合は、タクシーチケットを事前に渡すなど配慮が必要です。また、会場内はエスカレーターやエレベーターで負担をかけずに移動ができるか、車椅子の方にバリアフリーで移動できるかを式場側に確認しておく必要があります。

これらの情報は招待状で確認してもかまいませんが、できれば直接連絡を取って確認できると確実です。招待客に楽しんでいただけるように配慮できるといいですね。