結婚式の形式は?食事の形式は?会場の種類は?

結婚式の形式はキリスト式に神前式、食事は和食、洋食、立食、座食など様々に決めるべき形式がありますね。こうすべきであるという決まりは特にないため、新郎新婦や両家の話し合いにて決定すべきでしょう。こちらではそれぞれの形式の特徴をお伝えします。

挙式の形式はチャペル式、神前式、人前式、フォトウェディングの4種に分かれます。

チャペル式は、教会で神父または牧師の進行で行います。純白のウェディングドレスでバージンロードを歩くのを夢見る人も多いですね。場所によってパイプオルガンがあったり、生演奏もあったりするので確認が必要です。

神前式は神社、仏閣での結婚式です。和装での厳格な式も根強い人気がありますね。神前式に列席できるのは通常、親族のみですが近年は招待客全員が参加できるようになっています。衣装は袴、白無垢がメインですが、まれにウェディングドレスを着る方もいます。

人前式は場所の特定はなく、神ではなく、招待客の前で誓いを立て、承認を得る形式の挙式です。場所の規定はないので、教会で行う場合もあります。アットホームな雰囲気の式に人気の形式です。

フォトウェディングは、厳密に言うと挙式ではありません。屋外や屋内で挙式のシチュエーションで写真撮影を行い、挙式を行わずに済ませます。料金は撮影だけなので、10万円程度からとリーズナブルに抑えられます。披露宴も行わず、お食事会程度の小規模のものに済ませる方が多いようです。

披露宴の食事の種類はフランス料理、和洋折衷、和食、イタリア料理、その他西洋料理など様々に種類がありますが、統計では全体の50%近くがフランス料理を選択しています。次いで30%程度が和洋折衷の料理で、そのほかの種類は数%ずつとかなり少ないです。

和洋折衷料理は、箸も使えるのでご年配の方も比較的食べやすいです。近年ではフランス料理を選択しても、式場で箸を提供してくれる所は多いので、箸かどうかだけでなく、料理内容を元に招待客の顔ぶれを考慮しながら選択するといいでしょう。

披露宴の形式は、座食と立食の形式があります。座食はテーブルについて食事をします。一般的な披露宴では、座食形式が圧倒的に多いです。お子様、ご年配の方など年齢層を問わず行える形式です。立食形式は、椅子の配置がなく多くの場合ブッフェスタイルで食事をします。カジュアルな披露宴に多く、年齢層が比較的若い招待客が多い場合に選択されます。

座食の形式では、机の形状もくし型とちらし型の2種類があります。くし型は、新郎新婦の座る高砂に対して、垂直に長机を配置するので、招待客が非常に多い式に対応できるのが特徴です。ちらし型は丸テーブルを全体に配置します。各テーブルの人数が少なくなるので、比較的和やかなムードになるのが特徴です。

会場の種類は、屋内か屋外かに別れます。圧倒的に屋内の会場での披露宴が多いですが、リゾート環境での屋外でガーデン挙式を行うスタイルも近年人気です。屋内の会場は空調で温度を調節できるので、季節を問わず行えるのが魅力です。

屋外での式は、季節が良ければ開放的な気分でアットホームな雰囲気での式が実現できる事が魅力です。ただし、冬は女性招待客と新婦はドレスで寒いですし、夏は熱中症の危険もあるので、季節柄を充分に考慮した会場選択が必要です。

それぞれ決めるべき形式が多数ありますが、料理や会場種類などは新郎新婦の好みだけでなく、招待客の年齢層や好みなども考慮して、決定できるといいですね。