二次会は開くべき?幹事は誰が?

結婚式といえば、挙式、披露宴、二次会と続きますね。挙式と披露宴はセットで行う事が多いものの、二次会は開くべきかどうか悩む方も多いと思います。また、開くのであればどこで、幹事は誰がするかといった問題がありますね。

二次会自体は一般的に必ずしも開催すべきと決められているものではありません。飽くまで必要だと感じたら開催すればいいのです。こちらでは二次会を企画する際に失敗しないコツをお伝えします。

まず二次会を開くべきかどうかですが、これはやりたいかどうか、というのが一番大きいです。二次会に消極的なのであれば、無理に行う必要はありません。

二次会をしたほうが無難な場合は、例えば、結婚式場の収容人数の関係で招待したい方全員をお呼びできない場合や、式の時間帯は仕事などで都合が悪く出席できない人に対して、二次会で結婚のご報告をする時や、海外挙式で身内のみの式などを行った場合に後日、友人知人らにお披露目をする場合などですが、これも必ずではありません。新郎新婦の都合や状況に合わせて、開催を決定しましょう。

新郎新婦が企画しなくても、新郎新婦の友人が申し出て二次会を企画する場合もありますが、こちらについては今回の話では割愛します。

幹事は一般的に新郎新婦の友人複数人に依頼することが多いですが、特に決まりはありません。もちろん、新郎新婦自身が幹事をする場合もあります。依頼するときには、招待状を送る前に、結婚式の招待を打診する際に、一緒に依頼します。式の打ち合わせで定期的に顔を合わせる新郎新婦と違い、二次会の打ち合わせの時間を改めて取るのは難しいですから、招待状の発送は通常2ヶ月前頃ですが、二次会を開催することに決まったら、できるだけ早い段階で幹事の依頼をしましょう。

二次会に招待する人数と名簿はできるだけ早い段階で、新郎新婦の方で用意するとトラブルがありません。幹事にゲストの名簿作成などを任せると、幹事が知らない人へ連絡することなどが発生し、余計な手間が増えてしまいます。その他の準備で忙しくても出欠連絡は新郎新婦が担当するのが無難です。

二次会の費用は、基本的に二次会費でまかなう場合が多いですが、会場を貸切にする費用のみ新郎新婦で負担する場合もあります。新郎新婦で予め決めておき、できれば会費も招待客決定前に決めておきます。

会場の準備ですが、二次会の参加人数が決まったら、できるだけ早い段階で予約します。新郎新婦が予約する場合と、幹事が予約する場合の2パターンあります。幹事に場所の決定と予約をお願いする場合には、場所の希望や予算などを無理でない範囲で伝えておきましょう。

二次会が終わった後には、幹事には必ずお礼をします。お礼の方法は現金を包んだり、会費を無料にしたり、食事に招いたりと決まった形式はありませんが、必ず行いましょう。

以上のように友人に頼む以外に、近年では、プロの方に二次会の幹事を依頼し、招待客の名簿作り以外はプロにお任せで、会場の予約、ケータリング、当日の司会なども全て行ってもらうことも増えてきているようです。この場合、友人知人などに負担をかけることなく、新郎新婦も金銭的な負担のみで済むため、二次会参加者全員が楽しめるというメリットがあります。

二次会幹事を友人などに依頼する場合、何でもかんでも丸投げにする新郎新婦もいますが、予算、招待人数など、新郎新婦でないと決定できないことも多くあります。プロに依頼する例外を除いて、厚意でやってくれている幹事に甘えすぎず、負担をかけすぎないよう気をつけたいですね。